🌸ブログで読む『ただいま大須商店街④ ‐前編-』～久美子、大須の町をガイドする…！？👩‍✈️🚶🚶🚶╭╭╭

27年ぶりに大須の町に帰って来た、久美子…。

世話焼きの八百屋の西田のおばちゃん。
幼なじみの大輔。

そして…
大須の町を揺るがそうとしている
杉山議員。

正さんと久美子の人生をも変えてしまう…
大きな、大きな波が
押し寄せようとしていました。

🌸前回のお話し🌸

昔ながらの町の洋食屋さん…
「御幸亭」。

“バスガイド募集"の大きな文字が目を引く、
雑誌を広げた久美子は…
御幸亭名物、ハヤシライスを頬張っていた。

あめ色の大きな玉ねぎと
豚肉がいっぱいのハヤシライス。

その幸せいっぱいの輝きとは裏腹に
久美子の顔は曇っていた。

大輔「おい！眉間に皺が寄っとる！」

久美子「えっ…（額に手を当て）」

我に返って、ため息をつく、久美子。

大輔「なぁ、久美子？ええ、バイトがある。」

久美子「バイト！？」

大輔「まだ… 仕事、決まっとらんだろ？」

久美子「（就職雑誌を閉じながら）あっ…うん…」

女性店員さん「いらっしゃいませ！」

大輔「ハヤシライス！」

大輔の満面の笑顔が、パァーっと空気を明るくした。

女性店員さん「かしこまりました。」

大輔「（バックの中を探って）外国人観光客に、
この大須を案内してくれんか？」

久美子「ええ～～～～！！！無理！無理！
だって英語、話せないし…」

大輔「ご安心召され…（両手に、何か持って）」

久美子「…！？」

大輔「秘密兵器。」

大輔「このボタンを押して～ここから話すと…」

久美子「！！」

大輔「即座に翻訳してくれると言う…
優れもので～す♪
はい！このイヤフォン、耳に着けて！」

久美子「ん…？」

大輔「ようこそ！大須商店街へ！」

『Welcome to Osu shopping district！ 』

久美子「ハイテク～！！」

大輔「しかも何と！《32カ国語》対応～！」

久美子「えっ…！！凄～いじゃなぁ～い！」

あらためて、自動翻訳機をマジマジと見つめる久美子。

大輔「バスガイドだったんだろ？」

久美子「…」  

大輔「お前に、ぴったりの仕事だわ…」

久美子「大輔…。
（口をキュッと結んで）ありがとう。」

大輔「まっ…！
バイト代はあんまり出せんけど…。頼んだ…！」

久美子「うん…！」

久美子の瞳が、輝いた…

🌸ロケ地情報🌸

👩🏻‍🍳御幸亭
🗾460-0011 名古屋市中区大須3丁目39-45
☎052-241-0741
⏰11:00～15:30（月～金／水曜定休日）
     11:00～14:30（土、日）

『まつだや』からだと…
大須観音通りを東に向かい門前町通りに突き当たったら、南へ進みます。
仁王門通りに突き当たったところから更に、
南へ向かったひとつ目の交差点角にあります。

創業は、大正12年（1923年）で

こんな懐かしいショーケースがあります👍🏻💕

ランチメニューも豊富で、目移りしちゃいます。

そして…
味噌カツ、赤だしのお味噌汁が
“町の洋食屋"さんを感じさせます。
（赤だしのお味噌汁めっちゃ美味しかった～‪⸜❤︎⸝‬）

ドラマの中にも映っていましたが…
店内には猫ちゃんを中心とした
動物たちの置き物たくさん🙆🏻‍♀️◎

待合室のインテリアも…
めっちゃめっちゃ可愛いいです😍💕💕

久美子が食べていた…
ハヤシライスがこちら🙋🏻💓

シャキシャキ感の残った玉ねぎと
豚肉の甘みがいっぱいのハヤシソースは
トマトの酸味も効いて、パクパクと食が進みます😋

濃くがあって、まろやかで…
とても、懐かしい味がしました。。