🌸音楽🌸


《ドラマ》は…
出演者さん、スタッフさんを始め
物語、音楽、ロケ地、家…
そして、そこにある想いすべてが重なり
完成します。

ドラマ『ただいま大須商店街』からは…
そんな、ひとつ、ひとつのものを
大切に…
丁寧に描こうとする想いが伝わって来ます。

例えば…
このドラマには
オープニングクレジットと
エンディングクレジットが流れます。

オープニングは要になる人たち…。
そして、エンディングは
この物語に関わったすべての方
企業の名前が流れます。

その先頭には…
ドラマの軸となる、脚本家さん。

次に…
その物語に寄り添う
音楽を担当された音楽家さんの名前と続きます。
そして、例えば…

以前お届けした
久美子と西田のおばちゃんが再会する
ふれあい広場の《大須の招き猫》が
ば〜んと映し出されるシーンの効果音。。

(にゃ~お…)という猫の鳴き声に
なんだか不思議な空気が漂って…

以前、聞いた
大須に伝わる…
猫に纏わる不思議なお話しを思い出したりもしました。。


そして…
高校生の久美子が…
辛く、やりきれない思いを抱え
大須の町を駆け抜けるこのシーンに流れる音。。

短い旋律が…
久美子の胸を、冷たく打ち砕いているようにに聞こえました。

このメロディは…
久美子が大須の町を出て行く時にも
使われています。


東海テレビ…
『ただいま大須商店街』は
ひとつひとつに拘り
丁寧に、心を込めて作られたドラマ。

余分なものを削ぎ落とし
真正面から、まっすぐに
伝わって来る力強さと
瑞々しさは…

何度観ても
新鮮な気持ちを
呼び覚ましてくれます。

それは…
ドラマの中で
物語と併走する“音楽”のチカラも
大きいと感じました。


このタイトルコールで流れる
音楽がメインテーマ。

この曲はその後も…
何度もカタチを変えて
登場し…

エンディングで…
大きな扉を開けた
この久美子の笑顔と重なります。


ドラマ全編を通して
音楽を担当されたのは
冬野(とおの)ユミさん。

冬野さんは
愛知県のご出身。

現在放送中の…
朝の連続テレビ小説
『スカーレット』でもご活躍中…🔥

セリフが何もない中を
音楽だけがずっと流れるシーンが
よく見受けられる、このドラマ…。

そのインタビューでも…
「BGMでは終わらない
力強い音楽を…」と語っていらっしゃいました。


ここからまた
ご紹介していく…

画面いっぱいに広がる
キャベツ畑で、
まつだやの元職人の佐藤さんが
亡くなった久美子の母・節子さんや
正さんの思いを語るシーン。


『まつだや』の工房で
大須の再開発を依頼された
建築家・フレデリックに…

正さんや久美子が
守り続けて来た、こし餡のこと
ふるさとへの想いを語るシーンを
引っ張ってゆくのも、また…
冬野ユミさんの音楽でした。


音楽も、物語も…

奇をてらわず…
そこに生きる人たちや在るものを
ありのままに描く潔さ…

その潔さが…
より一層、この物語に力強さを与えています。

東海テレビ『ただいま大須商店街』応援サイト

2019年1月2日、水曜日― "ごった煮"と言われる街、大須。 古きもの、新しきもの、 すべてがカラフルに咲きほこる街、 この大須商店街を舞台にした物語が放送されました。 "生きている街"と一緒に 生きていくドラマを、繋ぎ続けます…🍡🏮🌟。:* (🍡画像は一部公式HPより引用)

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